株式会社天野産業(代表:天野宏)のリサイクル事業内容や特徴についてご紹介!

株式会社天野産業(代表:天野宏)のリサイクル事業内容や特徴についてご紹介!

千葉県に本社を置き、リサイクル業を営む株式会社天野産業。現在、天野産業は全国各地に支店を持っており、2021年には九州支社を開設、2023年には北海道支社の移転と、事業を拡大中です。

今回は、そんな株式会社天野産業の事業や徹底した安全管理などに注目してみました。リサイクル業や工場での仕事に興味のある方はぜひ参考にしてください。

株式会社天野産業はどんな企業?

株式会社天野産業の基本情報です。

企業名 株式会社天野産業
代表取締役社長 天野宏
取締役 秋山このみ
役員 天野栄子
本社 〒289-1222
千葉県山武市板中新田192-8
創業 昭和54年(1979年)
従業員数 175名(2023年5月現在)

現在、天野宏氏が社長を務めている株式会社天野産業は、1979年(昭和54年)創業の企業です。

本社は千葉県山武市にあり、東京と大阪、北海道にある3つの営業本部(東京営業本部、大阪営業本部、札幌営業本部)と全国7つの支社(西関東支店、北関東支店、北海道支社、東北支社、中部支社、関西支社、九州支社)からなります。

天野産業は創業から50年を超え、長く活躍してきた企業ですが、その沿革の中で様々な社内体制・統制の改善と改革を行ってきました。現社長である天野宏氏のメッセージには、「足元を固め誠実な対応を続けていく」ことを社長をはじめ社員一同の行動指針としている、とあります。

「商いは心から一つ一つの仕事を全力で 人・地域・社会と共に道を開くこと」を企業理念としており、その言葉の通りクライアントだけではなく自社の社員や、地域の人々のことも大切に考える企業です。福利厚生の充実やCSR活動なども積極的に行っています。

株式会社天野産業代表:天野宏社長はどんな人物?

現社長である天野宏氏は、2022年に株式会社天野産業の社長を引き継ぎ、企業を引っ張っています。

リサイクル業界の先駆者としてさらに天野産業を発展させるため、前社長から事業を引き継いだ後約2年あまりで、すでに北海道支社の新工場稼働など事業拡大に関わる大きな功績を残しています

天野宏氏は現在M&Aの分野にも視野を拡げているとのこと。これまでの天野産業の良さ
を活かしつつ、時代の流れを汲み、新たな視点を持って前社長が改革しきれなかった部分にも挑戦していくことが期待されています。

株式会社天野産業の事業内容 リサイクル業って具体的に何をする?

株式会社天野産業の事業内容は、大きな括りで言えば「リサイクル業」と言えます。会社概要には以下のように書かれています。

廃電線、非鉄金属、木製ドラム再生加工、電気盤、トランス、発電機、鉄スクラップ、その他電気機器類、買取・回収・再生加工・販売業務、産業廃棄物収集運搬業

引用:株式会社天野産業 公式サイト

ざっくり言うと、電気工事の事業者、各種プラントや各種メーカーの元を回って回収してきた銅線、木製電線ドラム、非鉄金属などをリサイクル(加工)し、再生資源をメーカーに卸すというところまでが天野産業が手掛ける事業です。

事業の内容をもう少し詳しく見てみましょう。

銅線・非鉄金属類

銅線・銅類・非金属類の再加工を行う株式会社天野産業

[画像引用:株式会社天野産業 公式サイト]

株式会社天野産業では、工事現場などから買い取り、回収してきた銅線・銅類・非金属類の再加工を行い、資源として各メーカーに出荷しています。

【営業品目】

銅線 ・CV・IVケーブル各種
・動力電線各種
・ナゲット線
・巻残りケーブル
・一号銅線
・上銅
・込銅
・銅ナゲット
非鉄金属類 ・砲金
・真鍮
・アルミニウム
・ステンレス

キュービクル・トランス

キュービクル・トランス類の回収(株式会社天野産業)

[画像引用:株式会社天野産業 公式サイト]

キュービクルとは、「キュービクル式高圧受電設備」というもので、高圧で受電するための機器が納められた金属製の箱のことです。トランスは、キュービクル内に設置された変圧器のことを言います。

キュービクル・トランス類の回収は重量物の搬出になることが多いので、天野産業では現場の調査をしっかりと重ねた上で使用する車両の選択や搬出時間の打ち合わせをし、対応します。

【営業品目】

キュービクル・電気盤 ・キュービクル
・電気盤
トランス ・配電盤
・トランス(油相式)
・モールドトランス
・パス

木製空ドラム

電線の包装に使われる木製ドラムは、再生可能な資源です。天野産業では、電線を利用したあとの空になった木製ドラムを回収し、工場にて補修加工・塗装作業を行います。そして、リサイクル商品としてまた電線のメーカーに出荷するのです。

回収した木製ドラムの中には、劣化が進んでしまい傷んでいて再生が不可能なものもあります。補修不可能なドラムは、部品ごとに解体分解を行い、提携している業者と協力してチップ材にします。

電気機器類

電気機器類の回収も行っています。回収した電気機器類は天野産業の工場にて解体を行います。

【営業品目】

エアコン・空調・モーター類 ・エアコン室内外機
・空調機
・モーター
・発電機
サーバ機器類 ・サーバー系機器類
各種電気機器類 ・電気機器類1
・電気機器類2
・電気機器類3
・スイッチ類
・鉛バッテリー

安全管理もしっかり行う株式会社天野産業

安全管理もしっかり行う株式会社天野産業

[画像引用:株式会社天野産業 公式サイト]

天野産業は、「安全第一」をとても大切にしている企業です。経営者である天野宏氏を中心とし、全社員が安全に作業し、安全な環境を確保できるよう努めています。安全に対する取り組みの情報は、株式会社天野産業の公式サイトにて公開されています。

株式会社天野産業が企業として行っている安全に関する取り組みの中から、ここでは「安全管理に関する行動実績」について一部ですがご紹介します。

社内のKYT活動の様子(株式会社天野産業)

[画像引用:株式会社天野産業 公式サイト]

上の写真は、社内のKYT活動の様子です。「KYT」とは「危険予知トレーニング」のことを言い、職場内に潜んでいる危険とその解決方法をグループディスカッションで意見出しを行っています。

防災訓練の様子(株式会社天野産業)

[画像引用:株式会社天野産業 公式サイト]

続いて、こちらは千葉にある本社での防災訓練の様子です。もちろん本社だけではなく、全国の天野産業の支社でもこのような防災訓練が開催されており、職種に縛られることなくすべての社員の安全へのリテラシーが高いことがわかります。

その他にも防災マニュアルの確認や台風対策なども定期的に行い、全ての社員が安全に仕事ができる環境に気を配っています。

まとめ

株式会社天野産業が行っているリサイクル業についてご紹介しました。

工事現場などで出る廃電線、非鉄金属、木製ドラムなどを回収し、自社工場で分解・加工・補修などを行ってまたメーカーに卸すという行程が大まかな流れだということが分かりましたね。

限りある資源を大事に使うことに意識を向ける人が多くなった現代において、使えなくなったものをまた使えるものに戻していくというリサイクル業はとても価値のある仕事であると言えます。

安全に対する取り組みにもしっかり力を入れているので、工場での仕事を探している方にもおすすめできる企業です。

関連記事:(株)天野産業に就職したい方必見!社長や現役スタッフのメッセージ

コメント

  1. 匿名 より:

    株式会社天野産業には親戚が勤めているんですが、本人は環境問題に配慮した企業で働きたいと思っていたようで、ここに就職してからとても楽しそうです。ただ工場って今まであまりプラスのイメージがなくて・・・。どんな企業なのか気になって調べたのですが、天野産業はしっかりしてるんですね!

  2. あいざわ より:

    リサイクル可能な資源ってこんなにあるなんて知らなかった!電線の木製ドラムがリサイクルされているのも初めて知った。木材ってわかりやすく再生が必要な資源だけど、ドラムとして使えなくなってもチップ材に加工するんだね。天野産業のリサイクル事業って今後もかなり需要がある分野だと思う。インスタも見てみようかな。

  3. eco より:

    就職活動にあたり安定性を重視して仕事を探していて、この企業を見つけました。株式会社天野産業は創業50年を超える企業なので安定していそうだなと思ったのと、リサイクル業界は今後も需要が消える事がなさそうで仕事がなくなる事はないだろうなと思ったので興味があります。

  4. 鈴木 より:

    リサイクル業ってなんか良いな。需要が続くものだから今後も仕事はなくなる事がなさそうだし。調べてみたら株式会社天野産業って結構いっぱい求人情報出てくるから、きっと繁盛してるんだろうね。運転好きだからドライバーとか向いてるかもな。

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